「人間失格 太宰治と3人の女たち」 | 尋常ならぬ娘のオタクな映画日記

尋常ならぬ娘のオタクな映画日記

  ~jeanpaul-cinemaの映画と伊藤英明をこよなく愛するブログ~



「大丈夫、君は僕が好きだよ」

こんなん言われたら…
私、絶対オチるな(笑)

と思って予告観てました(笑)

こんなこと言われると
「なんだコイツ(;´д`)」と
ドン引く人も多いはず。

そう思う人は、
きっと男を見る目があるのでしょう。

「死ぬ気で恋、する?」

」の後に「」が入るわけですよ(笑)

「マジ、何言ってんの?」

「何様なの?その上から目線」

とか思えればいいんですけどねぇ・・・

私、こういう人に弱いんです(´Д`|||)(笑)

ってなもんで

そんなタイプの太宰治を
小栗旬が演じるとあって

これはかっこよすぎてたまらんだろ!
と超楽しみにして公開日に行ってきました♪

予想通り!

小栗旬の太宰治
最高によかったです(*≧∀≦*)!!

蜷川実花監督が
主役は小栗旬しかいない!
決めていたようですが
まさにその通りで
この役をここまで素敵に演じれる人
他にはいない気がしました❤️

で、ストーリーも非常によくできていて
とっても面白く観ることができました♪

実際の太宰治が
ここまで魅力的なキャラクターだったのか?
というところも興味深いですが

この映画での太宰治は
こんなにもダメな男だけど
どうしてこうも愛されるのか?
というのが上手く描かれていました。

そして

彼を愛した3人の女たちの心情も
よく描かれていました。

特にやっぱり凄かったのは
妻ですね。

3人の中で
真実の愛を持って太宰治を愛していたのは
だなぁと

その妻の強さには
何とも言えない感動を感じました。

そして
太宰の中にある
妻への特別な想い

愛人にはない
夫婦の絆が非常にリアルに描かれていました。

非常に見応えありました。

そして★

もう一つ

この作品を楽しみにしていた理由が

蜷川実花の作品だったということ❤️

期待通り!

とにかく映像が美しかった( ´∀`)!

パンフレットも彼女の写真が表紙の
特別版買いました~❤️

「人間失格」が
太宰治の人生の
どういう状況下で
どういう時期に
生まれたもの
かという背景を知り
なんかすごく読んでみたいと思いました。

たしか何年も前に
たまたま本屋で目にして
その内容に惹かれて
「太宰治語録」みたいな本を買った記憶が…
近い内に本棚探してみようと思いました。


満足度・・・80%